man - コマンドのマニュアルを表示する
作成日時:2018/04/01
更新日時:2018/04/01
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書式
man [-adfhktwW] [-m system] [-p string] [-C config_file] [-M path] [-P pager] [-S section_list] [section] name ...
オプション一覧
パラメータ | 引数 | 説明 |
---|---|---|
-C config_file | - | 使用する man.conf ファイルを指定する。デフォルトは /etc/man.con-fig (参照: man.conf(5)) |
-M path | - | マニュアル・ページを探すディレクトリのリストを指定する。このオプションを指定しない場合、環境変数 MANPATH を使う。この環境変数 も指 定しないと、 /etc/man.config に指定されたデフォルトのリストを使う。 MANPATH 中の空の文字列はデフォルトのリストを意味する。 |
-P pager | - | 使用するページャーを指定する。このオプションは環境変数 MANPAGERよ り優先する。この環境変数は PAGER よりも優先する。デフォルトでは man は /usr/bin/less-is を使用する。 |
-S section_list | - | コロンで分けられたリストで、マニュアルを探すセクションを指定する。このオプションは環境変数 MANSECT より優先される。 |
-a | - | デフォルトでは、man は見つかった最初のマニュアルページを表示したあと終了する。このオプションを使うと、man は最初にみつかったものだけでなく name にマッチしたすべてのページを表示する。 |
-c | - | 最新の cat 形式のページがあってもマニュアルページのソースを整形しなおす。このオプションは cat ページが端末と違った幅で整形さ れているときや壊れている場合などに有用である。 |
-d | - | マニュアル・ページを表示せず、大量のデバッグ情報を出力する。 |
-D | - | デバッグ情報とマニュアル・ページの両方を表示する。 |
-f | - | whatis コマンドと同じ。 |
-h | - | 1行ヘルプ・メッセージを表示して終了する。 |
-k | - | apropos コマンドと同じ。 -K 「全ての」マニュアル・ページより指定した文字列を探す。警告: これは非常に遅いので セクションを指定 した 方が良い。(私のマシンでは、だいたいの目安として、500 ページを検索するのに 1分間かかる。) |
-m system | - | 別のシステムのマニュアル・ページを検索するように指定する。 |
-p string | - | nroff や troff のまえに実行するプリプロセッサの順番を指定する 。インストールの状態によってはフルセットのプリプロセッサが用意されてないかもしない。いくつかのプリプロセッサとそれを指し示す文字は次 の と おり: eqn (e), grap (g), pic (p), tbl (t), vgrind (v),refer (r)。このオプションは環境変数 MANROFFSEQ より優先される。 |
-t | - | マニュアル・ページの整形に /usr/bin/groff -Tps -mandoc を使い 、stdout に出力する。 /usr/bin/groff -Tps -mandoc からの出力は印刷するまえになんらかのフィルターなどを通す必要があるかもしれない。 |
-w or --path | - | マニュア・ルページを表示せず、すでにフォーマットまたは表示に使用するソース・ファイルの位置を表示する。引数を与えないと man が マニュア・ルページを検索するディレクトリのリストを(標準出力に)表示する。 manpath が man にリンクされているときは "manpath" は "man--path" と同じになる。 |
-W | - | -w に似ているが、ファイル名を追加情報なしに1行1つずつ表示する。これはシェル上で ,B "man -aW man | xargs ls -l" などと使うのに便利である。 |