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fsck - ファイルシステムのチェックと修復を行う

作成日時:2018/04/01

更新日時:2018/04/01

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書式

fsck [ -sAVRTNP ] [ -C [ fd ] ] [ -t fstype ] [filesys .. [filesys ... ] [--] [ fs-specific-options ]

オプション一覧

パラメータ引数説明
-s-fsck の動作を逐次的にする。複数のファイルシステムをインタラクティブ (対話) モードでチェックする際に有用。 (注意: デフォルトではe2fsck(8) の動作は対話モードである。 e2fsck(8) を非対話モードで動作させるには、 -p オプションか -a オプションを使用する。また非対 話 的にエラーを自動修復させたい場合は -n オプションを利用する。)
-t fslist-チェックするファイルシステムのタイプを指定する
-A-/etc/fstab に列記されているファイルシステムをすべてチェックする。
-P-オプション (後述) が指定されていなければ、ルートファイルシステムが最初にチェックされる。
-C [ fd ]-作業完了分・残り分の棒グラフをサポートしているファイルシステムチェッカー (現在 ext2 と ext3 用のものだけ) に、表示を行わせ る 。
-N-実際には実行せず、何が行われるかだけを表示する。
-P--A オプションが指定されている場合、ルートファイルシステムを他 のファイルシステムと並列にチェックする。
-R--A オプションを用いて全てのファイルシステムをチェックする際に 、ルートファイルシステムをチェックしないようにする (ルートファイルシステムがすでに read/write でマウントされている場合)。
-T-起動時にタイトルを表示しない。
-V-fsck から起動されるシステム固有のコマンドを含め、詳細な表示を する。